http://fez.ya-gasuri.com/%E4%BD%9C%E6%9B%B2%E7%90%86%E8%AB%96/%E6%9C%80%E3%82%82%E5%8D%98%E7%B4%94%E3%81%AA%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3ピアノロールのための作曲講座 - 3 ~最も単純なメロディ~
メロディのためにリズムを刻もう←前
メロディのリズムが出来たので次は音程の上げ下げですね。これでメロディが完成します。
メロディでは基本的にコードの構成音(コード内音)を使うことになります。
明るい雰囲気にしたければ時間が経つごとに音程を高くすればよいですし、暗い雰囲気にしたければ音程を低くしていけば良いです。
最後の音をCにすると「終わった」という感じになりやすいです。
コード内音のみでメロディを作ってみました。下げる部分が多いので少し暗めの印象ですね。
今度はコードの構成音でない音(コード外音)も使ってみましょう。
まずは刺繍音です。ちょっとだけコード内音からはみ出して、すぐに戻る。あまり長い音では使わないほうが良いでしょう。
赤色で示した音符が刺繍音です。
次は経過音です。ちょっとだけコード内音からはみ出して、今度は別のコード内音に着地します。こちらもあまり長い音では使いません。
赤色で示した音符が経過音です。
最後は倚音です。小節の頭をコード外音から始め、隣のコード内音に着地します。これは長い音でも大丈夫です。
赤色で示した音符が倚音です。
メロディは一つの音を鍵盤一つ分ずらしただけで印象がかなり変わってきます。今回紹介した四例も基本は同じメロディで、違いは3~4音だけです。
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