http://fez.ya-gasuri.com/tracktion/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88フリーのDAW、Tracktion 7を使ってみよう - 3 ~プロジェクトの作成・オーディオファイルのインポート~
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ようやくTracktionが使えるようになりました。これからとことん使い倒してやりましょう。
最初は簡単な歌ってみた音源を作ります。
オケ(オーディオファイル)をインポートして、歌声を録音する。たったこれだけの単純な作業です。
Tracktionを使用するためには、プロジェクトというものを作成する必要があります。
画面上部のタブを「設定」から「プロジェクト」(桃色)にして、画面左下のメニューから、「新規プロジェクト」(黄色)を選びましょう。すると、小さいウィンドウ(水色)が開きます。
「プロジェクトの作成」をクリックすると、「場所」で指定したフォルダに「名前」に打ち込んだ名称のファイルが作成されて、その中にプロジェクトそのものやその他いくつかのフォルダが作成されます。「テンプレート」はしばらく使いません。
それと同時に画像中央の桃色で囲った位置に「(名前) Edit 1」というものが表示されます。これをダブルクリックして開いてください。二枚目のような画面が開きます。
これがメインの編集画面です。
これから作業をしていくわけですが、いちいち出てくるヘルプが邪魔なので消してしまいましょう。画面左下を見てください。
「ヘルプ」というボタンがあります。ここを押すと出てくるメニューから、「ポップアップヘルプをオフにする」を選んでください。
このポップアップヘルプ、役に立たないわけではないんですが大きすぎて邪魔なんですよね。今回は自分がある程度説明するので切ってしまっても問題ないでしょう。
さて、オケをTracktionにインポートしますか。画面左を見てみましょう。
これはエクスプローラです。
音楽制作ではオーディオファイルを扱うことも多いですが、いちいちエクスプローラを開いて、邪魔だからしまって……という作業をしなくても良いんです。どうしても邪魔なら桃色で囲ったボタンをクリックすれば表示を消せます。ボタンは残るので再度表示したい場合はまたクリックすればOKです。
黄色で囲った箇所をクリックすると主要なフォルダのリストが表示され、選んだフォルダへ飛べます。「プロジェクトファイル」はそのプロジェクトで使用したファイルで、「プロジェクトディレクトリ」はプロジェクトを作成したときに生成されたフォルダで、「リフレッシュ」は更新です。
ループ素材は通常のオーディオファイルとは違った扱いが必要になりますが、説明が長くなりそうなのでこちらの使い方はまた別の機会に説明します。まだ使いませんしね。
エクスプローラから画面中央、トラックと書かれた位置より左にファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。波形が表示される場所であればOKです。
最初にファイルをインポートしたとき、以下のような質問が表示されます。
よっぽどHDD容量が心配なのでなければ、「コピーを作る」で良いと思います。
コピーを作っておけば元ファイルを移動させたり、うっかり削除してしまっても変わらずに使用することが出来ます。容量食うけど。
インポートしたファイルはクリップという編集単位で、好きなトラックの好きな位置に移動させることが出来ます。
クリックして選択すると出てくる赤い帯をドラッグしましょう。
表示を拡大縮小したければ、マウスホイールを動かしてください。前後への移動はshiftを押しながらマウスホイールです。
画面を移動させたり、クリップのない箇所をクリックすると白色のカーソルが移動します。次回でこのカーソルは使用するので、覚えておいてください。
長くなってきたので録音は次回にします。
今回使用したエディットを保存する場合は、左下のメニューにある「保存」から「エディットの保存」を選びましょう。
普通は左上にあるんですけどね。Tracktionはこういう機能が何故か左下に揃っています。
[10回]
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